寒天で作るグレープフルーツゼリー

千の恵みキッチンへようこそ🍀
管理栄養士のCHIEです。
毎日、記録的な猛暑日が続いていますね☀
水分を摂っても、すぐ体内の水分が蒸発していくような・・💦
「暑くて食欲が湧かない」という方もいらっしゃるかと思いますが、
夏バテを予防・改善する上で、重要な栄養素は
ビタミンB1とクエン酸です。
今回は、そのクエン酸が豊富に含まれるグレープフルーツを使った
寒天で作るゼリーをご紹介します✨
丸ごと!寒天で作るグレープフルーツゼリー
<材料> 4人分
グレープフルーツ 2個
果肉+果汁 300g位
水 200ml
粉末寒天 4g
砂糖 40g
<作り方>
①グレープフルーツを半分に切り、果肉をくり抜いて器にする。
②果肉を1/2個分取り出し、残りは全て搾って果汁を取る。
※310gでした。果汁が300gより少ない場合は、その分水を足して下さい。
③鍋に水200mlと粉末寒天を加え、よく混ぜてから火にかける。
沸騰したら弱火にして、2分程度加熱。
砂糖を加え、よく煮溶かしてから火からおろす。
④ボウルに②と③を入れて、よく混ぜ合わせる。
⑤グレープフルーツの器に寒天液を流し、冷蔵庫で冷やし固める。
お皿に盛りつけて完成。
グレープフルーツの栄養と効能
グレープフルーツは輸入物がほとんどで1年を通して出回っていて
入手しやすい食材です。
ビタミンCが豊富に含まれており、
身体の老化を防いだり、美肌効果、ストレス対策に有効、免疫力アップなど
の効能が期待出来ます。
また、夏バテに有効なクエン酸が豊富で
これが酸味のもととなっています。
クエン酸は、エネルギー代謝(クエン酸回路)において、
糖の代謝をサポートする働きをして
疲労回復へと導きます。
この他に、クエン酸には肝臓の機能を改善して、
アルコールの分解を早める効果がある為、
二日酔い対策としても有効です😊
グレープフルーツを食べる上での注意点
薬を飲んでいる方には、薬と食品との「飲み合わせ」があり
薬の作用に悪影響を与えてしまうことがあります。
降圧薬に、カルシウム拮抗薬がありますが
グレープフルーツに含まれるフラノクマリンという成分が
カルシウム拮抗薬と相互作用を起こし、薬の作用を強めてしまいます。
この他にも、
グレープフルーツやフラノクマリンを含む柑橘類(スウィーティ、ザボン等)
を摂取することで、薬の作用を強めてしまう危険性のある「薬」がある為、
受け取る際には薬剤師に相談して下さい🍀
さいごに
いかがでしたか?
口の中がさっぱりして、美味しい✨
一気に食べてしまいました(;^ω^)
私がまだ学生の頃、このゼリーを作ったことがあったのですが
寒天の濃度を間違えて、カッチカチに仕上がったことがあります(笑)
恐らく、ゼラチンの代用で作ったんだと思いますが
以来、寒天を使用する際は、注意するようになりました (;^ω^)
暑い夏を乗り切るのを手助けしてくれる、そんなデザートです✨
お時間があれば、ぜひ作ってみて下さい♬

はじめまして。管理栄養士のCHIEです。
病院、保育園での経験を経て、直営の特養に12年間勤務していました。
夫が転勤族の為、退職して、現在は主に在宅で資格を活かしたお仕事をしています。
2019年に第一子を出産し、現在は育児に奮闘中ですが、いつか趣味のマラソンとフラダンスを再開したいなぁと考えています♪
このブログでは給食施設での経験を活かし、日々の食事や栄養・健康について、また日常の出来事などを紹介していきたいと思います。