今が旬🍀初鰹

千の恵みキッチンへようこそ♬
管理栄養士のCHIEです。
今日は、端午の節句ですね。
男の子の健やかな成長を喜び、健康と幸せを願う日です✨
お子さんのいるご家庭では、兜や鯉のぼり、菖蒲湯、柏餅などを用意して
お祝いをされるという方も多いのではないでしょうか?😊
今日は「初鰹」についてお話したいと思います。
初鰹について
なぜ、端午の節句に「初鰹」なの?
鰹(カツオ)は、端午の節句に縁起物として食べられることが多いです💡
それは、ちょうど初鰹の旬の時期と重なることや
「勝男(カツオ)」の語呂にちなんで、
強くたくましくという願いが込められているから、とされています。
また、初物を食べると「福を呼び込み寿命が75日延びる」とされ
特に初鰹は、
「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」
と詠まれたほど、江戸時代から大変高い人気がありました。
在職中は、特養でも端午の節句に「鰹のたたき」を提供していました。
しかし、生ものが苦手な方や、咀嚼や嚥下などの状態によっては
鰹のたたきを食べられない方もいらっしゃったので、
別メニュー(天ぷらなど)を用意し、選択制(選択食)としました。
おかげで、ご利用者に大変喜ばれました😊
やっぱり皆さん、初物やお刺身は好きなのですね!
初鰹の栄養は?
鰹の旬は年2回あり、春から初夏にかけて出回る「初鰹」と
秋に出回る脂ののった「戻り鰹」があります。
初鰹は、脂が少なく、身が引き締まってさっぱりしているのが特徴です。
栄養面についてですが、
魚類ではトップクラスとも言える、ビタミンB12、鉄、ナイアシンが多く含まれます。
ビタミンB12は、赤血球を作り出すのに重要な栄養素です。
鉄は、ヘム鉄も豊富である為、貧血の予防や造血作用に効果が期待できます。
ナイアシンは、酵素の働きを補助する栄養素として大切な役割を果たしています。
その他にも、マグネシウムなどのミネラルやアミノ酸なども含まれます。
また、低エネルギーで高たんぱく質✨
女性に嬉しい栄養素がたくさん含まれた食材ですね💡
さいごに
近年では、技術が発達して、
旬でなくても一年を通して、美味しい食材が手に入るようになりました。
しかし、古くからの良き日本の食文化。
これからも大切にしていきたいと思います😊

はじめまして。管理栄養士のCHIEです。
病院、保育園での経験を経て、直営の特養に12年間勤務していました。
夫が転勤族の為、退職して、現在は主に在宅で資格を活かしたお仕事をしています。
2019年に第一子を出産し、現在は育児に奮闘中ですが、いつか趣味のマラソンとフラダンスを再開したいなぁと考えています♪
このブログでは給食施設での経験を活かし、日々の食事や栄養・健康について、また日常の出来事などを紹介していきたいと思います。