タコと胡瓜の酢の物

千の恵みキッチンへようこそ✨
管理栄養士のCHIEです。
最近、スーパーへ買い物に行くと
鱧(ハモ)が店頭に並んでいるのをよく見かけます。
大阪へ移る前は、ずっと関東に住んでいたので鱧は馴染みが薄く
スーパーで普通に売られていて、手軽に購入出来ることにビックリしました。(゚д゚)!
てっきり、高級料亭や飲食店でしか食べられないかと。。
(以下の写真は私のイメージです)
調べてみると、鱧の旬は年に2回で
6月から7月にかけてのまさに今が『夏の鱧』の旬です✨
2回目の旬は、9月から11月にかけて秋に旬を迎えるとの事。
他の身近な魚と比べると、ちょっぴり価格は高めですが、
この機会に、自宅で鱧料理に挑戦しようかと考えています😊
さて、今日は夏にピッタリな
「タコと胡瓜の酢の物」をご紹介します🍀
私がまだ実家にいる頃、
父がお酒のアテに、つまみとしてよく作って食べていました。
私も一緒につまんでしまうことも。
とても美味しかったです✨
特に、夏のこの時期は、お酢の嬉しい効果も期待できます!
では、作り方を見てみましょう。
「タコと胡瓜の酢の物」の作り方
<材料> 4人分
ゆでダコ 100g
胡瓜 1本
塩蔵わかめ 30g(水戻し後 約50g)※戻し率1.5倍
生姜 少々
★酢 大さじ2強
★砂糖 大さじ2
★塩 小さじ1/4
<作り方>
①ゆでダコは薄切りにする。
②胡瓜は小口切りにし、塩(分量外)を軽く振りザルにあける。
しんなりしたら、水気をしぼる。
③塩蔵わかめは、水で2~3回ついた塩を洗い落とし、たっぷりの水に浸けて戻す。
水気をしぼり食べやすい大きさにカットする。
④★調味料を合わせ、ボウルにゆでダコ、胡瓜、わかめ、調味料を入れて混ぜ合わせる。
⑤器に盛り、最後に千切りにした生姜を飾る。
酢の嬉しい効果
肥満防止
酢は、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を下げ、
過剰摂取した栄養分を分解して、脂肪として蓄積されるのを防ぐ効果があります。
又、血糖値の上昇を緩やかにする働きもあります。
食欲増進
酢に含まれる酢酸やクエン酸などによって唾液が分泌され、
消化器官の神経を刺激して、食欲増進作用を促進します。
便秘改善
食欲が増進されることで消化吸収が高まり、
腸の働きを良くして便秘にも効果が期待されます。
殺菌・防腐・抗菌作用
酢には殺菌、防腐、抗菌作用があります。
酢の高い殺菌作用は科学的にも実証されており、
O-157やサルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌、ボツリヌス菌等に対する食中毒予防にも効果的です。
疲労回復
酢に含まれる酢酸やクエン酸等の有機酸が、筋肉に溜まった疲労物質を分解して
肉体の疲れや痛みを和らげたり、取り除くといった作用に一役買っています。
血液をサラサラにする
酢には、血液をサラサラにする作用があり
高血圧や糖尿病、動脈硬化などの症状に効果が期待されます。
又、血液の循環が良くなることで、代謝がアップし
冷えの改善や美肌にも繋がります✨
利尿作用
酢には利尿作用があり、体内の余分な水分や老廃物も一緒に排出させるので
むくみの解消にも効果を発揮します。
さいごに
いかがでしたか?
夏には、酢の物がさっぱりして良いですね!
酢には嬉しい効果が沢山あり、日々の健康にも一役買ってくれそうです😊
この酢の物を作った後、美味しくて箸が止まらず、一気に完食してしまいました。
献立に悩んだら、参考にしてみて下さい🍀

はじめまして。管理栄養士のCHIEです。
病院、保育園での経験を経て、直営の特養に12年間勤務していました。
夫が転勤族の為、退職して、現在は主に在宅で資格を活かしたお仕事をしています。
2019年に第一子を出産し、現在は育児に奮闘中ですが、いつか趣味のマラソンとフラダンスを再開したいなぁと考えています♪
このブログでは給食施設での経験を活かし、日々の食事や栄養・健康について、また日常の出来事などを紹介していきたいと思います。